死ぬ前に、もう一度…
そう思っていることがあります。
それは…
これからの10年をどう生きるのか?
ぼくの父は65歳で亡くなりました。
祖父は67歳 69歳。※ずっと67歳だと思っていましたがちゃんと確認したら69歳でした
決して長生きの家系ではないのだなと認識しています。
まったくあてにならない想像ですが、父親がなくなった年齢を考えると、ぼくの寿命は残り約10年。
もしそうなら、その10年をどう生きるか…
そんなことを最近よく考えます。
この話を友達に話すと「引き寄せるから考えない方がいい」と言われます。
それにも同意していますが、人はいつか死ぬもの。そして人生は一度きりです。
プロフィールに関する質問
先日、福祉施設のホームページ制作の依頼を受け、無事にホームページを納品しました。
はじめてぼく一人ではなく、チームで制作した記念すべきホームページ。
おかげさまで、とても素敵なホームページになり、クライアントも喜んでくれて、ぼくらの自信作になりました。
その後のホームページの運営サポートの中で「施設のスタッフさんたちをキャラ化して熱い思いを自己紹介記事で紹介してみよう!」という話に。
そこで、次のようなプロフィールに関する質問をクライアントのスタッフさんに投げかけてみました。
- 好きな食べ物:
- 好きな場所:
- 一番幸せを感じるとき:
- 私の好きなこと:
- 趣味:
- メッセージ:
返信で届いた回答を拝見して「へー、なるほど」と思って、楽しみながら拝見していたのですが…
ふと「ぼくだったら何かな?」と思い、回答を考えはじめました。
最後の晩餐
まず、好きな食べ物。
昔なら、お寿司、カレーライス、スパゲッティミートソース、とんかつ、やきそば、シーザーサラダ… みたいな感じでした。
でも、いまはこれらの食べ物は、シーザーサラダを除いてほぼ口にしなくなりました。
いまなら、オリーブオイルで焼いたチキン、シーザーサラダ、チョコミントアイス… という感じのリストになりそうです。
1つだけ選ぶなら、最後の晩餐はチョコミントアイスに違いありません。
好きな場所で真っ先に思い浮かんだ光景
次に、好きな場所。
好きな場所を思い浮かべるように、目をつぶりました。
それはぼくにとって、とても意外なものでしたが、すぐに思い浮かんだのです。
ぼくのつぶった眼の中に思う浮かんだのは意外なことに、レーシングカートのシートの上でした。
レーシングカートというのは、たたみ二畳の中に入るくらいの小さな競技用のクルマです。
その小さなマシンの樹脂製のシートの上に立ち、ヘルメットをかぶりそこに座る自分の動作。
地面の上に座るかのような低いポジション。
バックスキンのハンドル。
その先にはピットロードの出口。
そんな光景が真っ先に思い浮かんだのです。
瞬時に思いついた一番幸せを感じるとき
さらに、一番幸せを感じるとき。
好きな場所がそんな場所ですから、次のこの設問の回答は決まっています。
それは、スタートからレース終了までトップを快走し、表彰台の真ん中でシャンパンファイトをしている自分の姿。
これがぼくにとって、そのときに瞬時に思いついた一番幸せを感じるときでした。
ぼくにとって好きな場所はレーシングカートの上、一番幸せに感じるのはレースに優勝してシャンパンを浴びること。
ああ、そうだったのか… と納得しました。
反射的に声を荒げてしまったこと
わが家はぼくと妻の二人暮らし。
犬と猫もいっしょに暮らしているので二人っきりで暮らしているという感じではないのですが、クルマは3台。
ひとり1台はクルマが必要な地域に住んでいるとはいえ、必要なクルマは2台です。
3台は余分といえば余分な台数といえます。
実はいま、その3台目のホンダのバモスというクルマを次の車検が来る前に売ろうかどうしようかを考え始めていたところでした。
そのバモスをさらりと「売ろう!」という妻に対し、ぼくは反射的に声を荒げてしまったことがあります。
声を荒げた瞬間は気づかなかったのですが、潜在的に「バモスを売ってしまったらレーシングカートを運搬できなくなり、レースへの復帰へのハードルが一気に高くなる」ということを認識していたからだと思います。
来年の1月に迫ったバモスの車検をどうするのか。
バモスの車検が切れる前までに、レーシングカートをどうするのかを決めなければならないということです。
今日はすれ違い
秋も深まり寒くなり始め、年末へのカウントダウンがはじまったようなタイミングの今日。
ぼくはメッセンジャーで以前お世話になっていた、レーシングカートショップの店長さんにメッセージを送りました。
店長さんは来客中で、ぼくがiPhoneを家に置いてウォーキングに出かけている最中にかかってきた電話は取れず、今日はお互いすれ違ってしまいました。
明日はどんな会話になるのか…
ぼくの運命やいかに。
死ぬ前に、もう一度…
死ぬ前に、もう一度…
そう思っていることがあります。
それは…
ぼくはレーシングカートでもう一度レースがしたい。