何らかのビジネスをはじめたとき「こんなもんかな?」と、なんとなく試しただけでは成果って出ないものです。
「なぜ成果が出ないんだろう?」
「どうしたら成果につながるんだろう?」
このような疑問を持ち、考え始めることが「なんとなく」から脱出して次のステップに進む鍵になります。
「なんとなく」から脱出して次のステップに進む鍵
その後、成果が出たら、こう考えます。
「なぜ成果が増えないんだろう?」
「どうしたら成果は増えるのだろう?」
さらに、成果が増えたなら…
「なぜ毎日成果が出ないんだろう?」
「どうしたら毎日成果が出るんだろう?」
成果が毎日出るようになったなら…
「なぜ1日にこれだけしか成果が出ないんだろう?」
「どうしたら1日に〇〇件の成果が出るんだろう?」
そして、1日に〇〇件の成果が出たら…
「なぜ1日に〇〇件しか成果が出ないんだろう?」
「どうしたら1日に〇〇〇件の成果が出るんだろう?」
このような疑問をきっかけに、真剣に考え、考えたことをできることから実行し、試行錯誤を重ねていくことでビジネスをなんとか好転させていきます。
一人で取り組むビジネスだと、自分が行動しない限り何も起きませんから、自らいろいろと可能性のある新しいことを試して、自分なりの成功事例や上手くいくパターンをより多くみつけていくことが大切です。
成果が出れば出るほど不安は大きくなる
最初は1件の成果を上げるためにあれほど四苦八苦していたのに、ステップアップしていくと成果は発生するようになります。
ビジネスが成長していくことは、それはとても嬉しいことです。
その代わり、ますます難易度の高い課題が次々やってきます。影響力が大きくなると責任も増えます。
課題の難易度は上がっていくばかり。しかも、いまと同じ成果が将来も保証されるわけでもありません。気づけば、成果が出れば出るほど、それまでに積み上げたものを失うのことが恐くなり、不安も大きくなってしまうのです。
自分の心の底にある思いが励みになる
そんな不安になったときや、ものごとが上手くいかなくて苦しく感じたりしたときこそ、何のためにビジネスをはじめたのか、もう一度思い出してみてください。
例えばですが、自分にとっても、お客さまにとっても、
「ありたい暮らしを営むために」
「住みたい世界に、一緒に住みたい人たちと、住み続けられるように」
というような、自分の心の底にある強い思いがあれば、なによりもの励みになります。
そして、その状況に向けて、
「日々ワクワクしながら取り組める」
「夜寝るとき、朝が待ち遠しいと思える」
そんな風に思えるならそれこそが幸せなことで、穏やか暮らしにつながっていくのだと思っています。